営業や経営者として様々なイベントに参加していると、多くの肩書の方にお会いされるかと思います。イベントでお会いした見込み客へ、どのようにアプローチしていますか?とお聞きすると、そのまま商談に持ち込む、という方や、ランチやコーヒーに誘う、と仰る方々がいらっしゃいます。では、イベントで出会う全くの異業種で自分のビジネスには縁がないだろうという方や、決裁権限者ではおそらくないだろうという方へはどうされているのかと伺うと、どうも何も特に何もしない。という方にお会いします。既にパイプラインが十分に豊かな方や、逆に選別をしないといけない、という方は、特に全くの異業種に方に関しては、確かにアクションを起こす必要性はないかもしれません。とはいえ、セールスとしてご自身のブランドを高めたい、という方は、自身のコネクションを強めることはけっして無駄になりません。ネックワーク・イズ・ユア・ネットワース。セールスとしてのあなたの総資産はあなたのネットワークですという格言もあるくらいですから、どんなコネクションがどのような付加価値となってあなたの商談成立に生きてくるかは未知数です。短絡的に考えれば、あなたの存在を大切に考える方がクライアントの会社に転職する可能性もあるのですそれでは、決裁権限者ではない方の場合は如何でしょうか。
さぁ決裁権限者ではない方の場合はどうでしょうか。もしかしたら、あなたにとってのキーマンになってくれるかもしれません。そこから決裁権限者を紹介してくれるかもしれないし、状況によってはお互いのマーケットを強めるという共通の目的から、経営メンバー同士で対談に招待し、そこから逆輸入で商談に繋げられることも可能でしょう。どちらにせ、長い目で見る種まきではありますが、将来の楽しみが増えるという意味では、先述のご自身のセールスとしての価値を高めるという意味でも、色々なアプローチ方法を持っておくことはプラスになってくれるはずです。ビジネスに繋がる機会とは、どこにどんなものがあるか分かりません。一つの信頼できる『型』をもっておくのは非常に大切です。そこにプランB,プランCなど、様々な手法を持っておくことで、ご自身が今まで会社が挑戦したことがなかった革新的なセールスの手法のスタートの担い手になる可能性もあるのです。挑戦と研鑽を繰り返し、ご自身のセールス力を磨き上げてください。